ニューヨーク市警察(NYPD)は、マンハッタン区イーストビレッジのマッサージ店「キング・スパ・エイジアン・マッサージ・パーラー」を売春容疑で摘発。従業員を逮捕、起訴した。ニューヨークポストが8日、報じた。
起訴状によると、NYPDは今年6月、一般から「売春を行っている」との通報を受け、おとり捜査を開始。捜査官2人が7月5日と13日、東10丁目84番地2階の同店を訪れたところ、個室に通され、220ドルで売春を持ちかけられたという。捜査官は誘いを断ったが、同23日再び潜入。300ドルで「交渉成立」となったときに、性犯罪取り締まり班(SVD)が踏み込み、マッサージ師1人を売春容疑で逮捕した。
現場では「潤滑ゼリー、成人向け玩具、コンドームなど売春に使用していたと思われる物品」を押収。裁判所は11月15日、1営業日につき1000ドルの罰金を科した他、同20日、店の閉鎖を命じた。
レビューサイトには「想像通りの店。リンリンはテクニック抜群。1回のセッションで数回絶頂に達した」との書き込みもあった。同店の家主の弁護士によると、同店は月1万ドル(約109万円)の家賃で8年以上賃借。家主側は現在、立ち退きを求めているという。
8日、店のドアには「改装のため、一時閉店。2週間後に再びオープンします」との張り紙があった。