イーストビレッジで銃撃 男2人が死亡



 マンハッタン区イーストビレッジのアベニューAと7丁目、トンプキンス・スクエア・パーク付近で、9日午前3時30分ごろ、けんかを発端とした射殺事件が起きた。口論の末、男性1人が銃で撃たれ死亡。発砲した男も駆け付けたニューヨーク市警察(NYPD)に撃たれて死亡した。ゴッサミストが同日、報じた。
 
 NYPDによると、警官2人が同公園付近をパトロールしていたところ、男が倒れ、もう1人の男が銃を構えているところを目撃。警官が「銃を捨て地面に伏せろ」と命じたが応じなかったため、男に向け3回発砲。同区のベルビュー病院に2人を搬送したが、死亡が確認された。
 
 NYPDのテレンス・モンテス刑事部長によると、2人の関係は不明。現場近のフーカバーで口論となり、その後、路上に移動し、殺人に発展したと見られる。

 フーカバーの近くに住むエリック・フラーさんはゴッサミストの取材に、「酔っ払いの揉め事と思っていたが、花火のような大きな音が聞こえて飛び起きた」と話した。
 現場では、2人が所持していたと思われる22口径の銃2丁が押収された。