ベッセルから投身自殺 19歳大学生、観光名所で

 1日午後6時ごろ、マンハッタン区ミッドタウン西のハドソンヤードの公共展望台「ベッセル」6階から男性が飛び降りた。ベルビュー病院に搬送されたが、死亡が確認された。各メディアが2日、報じた。
 
 警察によると、男性はコネティカット州フェアフィールド市にあるセイクリッドハート大学の1年生、ピーター・デザルボさん(19)。目撃者によると、デザルボさんが高さ約45メートルの展望台から身を乗り出した際、隣にいた男性がデザルボさんの体を掴み止めようとしたという。現場にいた人からは「(ベッセルには)肘までの高さの柵しかなく飛び越えやすい設計が問題」との声が上がった。ベッセルはニューヨーク市の新しい観光名所の1つ。同展望台での自殺は初めてとされる。


Yurika Fukagawa / 本紙

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