NY州、非常事態宣言 時差・在宅勤務を推奨

 ニューヨーク州のクオモ知事は7日、州内での新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を受け、非常事態宣言を出した。ワクチン開発のための人材や経費を確保し、手指消毒剤や検査器具などの必要物資を増やし対応を迅速化するのが目的。また、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、混雑する公共交通機関の利用を控え、自転車や徒歩、時差での通勤、または在宅勤務を推奨している。
 州内では9日午前11時20分までに142人の感染を確認。7日から37人増加している。

ニューヨーク州の消費者保護局(DCP)は新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を受け、州内でマスクや手指消毒剤を高値または不正に販売しているのを目撃した場合は、DCPの無料ホットライン1-800-697-1220まで報告するよう呼び掛けている。写真はユーチューブのチャンネル「NYGovCuomo」のスクリーンショットより(Photo: NYGovCuomo / Youtube)
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