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2020.03.09 NEWS NY

ワインスタイン被告、ライカーズ島へ 
有罪判決後、動悸を訴え心臓手術後


 2006年に元アシスタントにオーラルセックスを強要、13年に元女優のジェシカ・マンさんを強姦したとして2月24日、マンハッタン区のニューヨーク州高位裁判所で第3級強姦罪と第1級性犯罪で有罪判決を受けた元映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン被告(67)が5日、ライカーズ島刑務所に移送された。ニューヨークタイムズが同日、報じた。
 ワインスタイン被告の広報担当、ユダ・エンゲルマイヤーさんによると、高位裁判所の判事は、有罪評決を下した際、3月11日の量刑言い渡しまでワインスタイン被告を刑務所に拘留するよう命令。しかし、評決が下された数時間後、同被告は極度の高血圧と動悸などの体調不良を訴えていた。裁判所から直接、マンハッタン区のベルビュー病院にある受刑者専用の病棟に運ばれ10日間にわたり入院。4日、心臓の閉塞を緩和するステントを埋めこむ手術を受けたという。
 市矯正局によると、手術の翌日、同被告はライカーズ島刑務所にある、特別な保護を必要とする受刑者が収容される施設、「北医療棟」に移送されたという。
 
北医療棟は1932年、結核などの伝染性疾患をもつ受刑者を収容する医療刑務所として設立。近年では、著名人やトランスジェンダー、警官など一般の受刑者と共に拘留した場合、集団リンチなどに遭う危険性が高い受刑者を収容する施設として使用されている。

Nick Step
(www.flickr.com/photos
/nickstep/5073952510)

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