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【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「パンデミック(世界的大流行)の脅威が非常に現実味を帯びてきた」と述べた。一方で「依然として制御は可能だ」と述べ、各国に感染拡大防止に向けた取り組みを放棄することのないよう求めた。
これまで主張してきたウイルス封じ込め一辺倒ではなく、影響の緩和や対症療法にも注力することの必要性にも言及。感染者が少ない国での早期終息に向けた対策と併せ、大規模な市中感染が発生している国では長期化も視野に入れた柔軟な対応を行っていく考えを示した。
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