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コロンビア大学の集団遺伝学を研究するアーベル・ハーパック博士らの研究チームは、ニューヨーク市内で捕獲したネズミ29匹の遺伝子情報を分析。これらのネズミの起源とされる中国東北部黒竜江省のものと比較して、食事や行動に関するDNAが、ニューヨーカーと同様の変化を示しているとの研究結果を発表した。ザ・ガーディアンが8日、報じた。
ネズミは都会で生きていくために信じられないほどの適応能力を発揮する。ハーパック博士は、「ニューヨークに住むネズミはベーグルを食べ、ビールを飲むこともある」と話す。同博士は、こうした「食生活」の変化から、ネズミが体内に取り込む糖分や脂肪分が増え、都会人と同様の健康障害を起こす恐れがあると指摘。さらに、大都会を奔走するニューヨーカーと同様、ニューヨークのネズミも下水道や排気管など狭い空間を縦横に移動できるような位置情報を司るDNAが進化しているという。
同博士は、「125年前のネズミの標本を分析し、DNAがいつ変化したのかを突き止めたい」と意気込んでいる。
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