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外出禁止を命じられ、自宅待機を余儀なくされたニューヨーカーは退屈と不安を解消する「手段」としてペットを飼うことに目覚めたようだ。ニューヨーク市内の動物シェルターでは過去2週間に通常の10倍の里親の申し込みがあり、犬や猫がほとんどいなくなったという。ブルームバーグが25日、報じた。
株式市場が暴落する中、ペットフードのオンライン販売大手「チューイ」の株価も今年に入ってから7%増と急上昇。同社によると、注文急増により納期が通常より7日から10日遅れているという。
「ペット人気」はニューヨーク市に限らずウイルス感染率が高い地域で広がっている。米動物虐待防止協会(ASPCA)は、カリフォルニア州ロサンゼルス支部で里親が見つかった動物が70%増加したと発表。また、動物愛護団体「ベストフレンズ」によると、提携している全米のシェルターの多くで同様の現象が報告されているという。しかしこれらの団体は失業者が激増し、経済的理由からペットを手放す人が増え、シェルターの収容数を超えるペットが持ち込まれることを懸念している。

Dima Kato
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