外出制限により自宅で過ごす時間が多くなったこのところ、任天堂が3月20日に発売した、ニンテンドースイッチのビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森」が人気を博している。ニューヨークタイムズが同月31日、報じた。
ゲームの内容は、無人島をにぎやかなコミュニティーに発展させること。ゲームの中で外出して友達をつくる。家具を組み立てて、家の装飾、服装のデザインをする。米国発祥の服飾ブランド、トミー・バハマのボタンダウンを着たアライグマの大地主、「たぬきち」に借金を返済して家を増築するなど、現実的なライフスタイルをシュミレーションできるところが特徴だ。
島の時間も、現実時間と同じ。自分で撮った写真をスキャンして壁紙にしたり、さまざまなイベントに参加できる仕組みになっており、毎日プレーをしても、飽きることの無いよう、工夫が凝らされている。
無人島の浜辺で貝殻を拾ったり、流星群を眺めたりすれば、気分も晴れ晴れ。
また、インターネットに接続すれば、友達の島や他の島に旅行できる。
同ゲームは60ドル。新型コロナウイルスが感染拡大し、外出自粛が強いられたニューヨーカーが今、暗いニュースを避けて気持ちを安らぐことができるピッタリの遊びと言えよう。