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ニューヨーク市ブロンクス動物園で5日、マレートラの4歳の雌、ナディアが新型コロナウイルスに感染したことを受け、同ウイルスがペットにも感染するのではと懸念が広がっている。ゴッサミストが8日、報じた。
同動物園によると、ナディアは3月末から、乾いたせきを発症して食欲が低下。そこで米農務省(USDA)が5日、検査を実施したところ、新型コロナウイルス感染していたことが発覚した。同動物園を運営する野生動物保護協会によると、ナディアは同ウイルスに感染していたが、無症状だったため飼育を続けていた、ナディアの飼育員から感染したという。同動物園は、ニューヨーク州の外出制限に伴い、3月中旬から休園していた。USDAによると、米国ではこれまで、ペットに新型コロナウイルスが感染した症例は報告されていない。しかし、USDAは、ペット感染の研究が進むまでの間、人が同ウイルスに感染した場合は、人への感染予防対策と同様に、ペットやその他の動物とも接触を控えるよう注意喚起。新型コロナウイルスに感染中は、ペットをなでる、抱き寄せる、キスする、手などをなめさせる、食べ物を共有するなどの行為は避け社会的距離を取ること、また、ペットと接触した前後は手洗いを徹底するよう推奨している。
香港の保健局は3月初旬、犬が新型コロナウイルスに感染したと発表。ベルギーでも、体調不良となった猫の便や嘔吐物から、同ウイルスが検出された症例がある。

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