米、家庭でPCR検体 採取キット 企業へ送り判定、初認可

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は21日、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査の検体を家庭で自ら採取するキットを初めて認可したと発表した。
 検体を企業に送り、感染の有無を調べる。医療機関などでの検体採取の負担軽減につながる可能性がある。
 米メディアは医療機関などで採取する場合に比べ正確性が劣る懸念を伝えたが、FDAは「同程度の安全性や正確性を確認した」としている。
 臨床検査会社「ラボラトリー・コーポレーション・オブ・アメリカ(ラボコープ)」が開発。ホームページで申請するとキットが届き、綿棒で鼻の粘液を採取して返送する。

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