米百貨店が破産法申請協議 JCペニー、コロナで悪化

 【ニューヨーク共同】米百貨店大手JCペニーが破産法の適用申請に向け、取引銀行と協議に入った。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちとなり、業績悪化に拍車がかかったとみられる。米紙ウォールストリート・ジャーナルが24日報じた。
 米百貨店業界は、インターネット通販拡大の影響で顧客離れが進んでいる。外出制限で店舗の一時閉鎖を迫られ、販売が急減。高級路線で知られるニーマン・マーカスは近く破産法を申請する見通しで、経営破綻が相次ぐ可能性がある。
 JCペニーは118年の歴史を持つ老舗だが、近年は赤字が続いていたという。

Mike Kalasnik (www.flickr.com/photos/10542402@N06/29065363920)
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