RELATED POST
ニューヨークの美容院は、3月22日以降、コロナ禍の影響で店舗での営業を禁止されている。しかし、顧客の自宅に「出張サービス」を行う店もある。ウォール・ストリート・ジャーナルが21日、報じた。
マンハッタンに住むダリル・テイラーさんは4週間の在宅勤務で髪が伸び、「耳にかかるのは耐えられない」と音を上げ、美容師のルネー・グエンプスさんを自宅に呼んだ。テイラーさんの自宅に到着したグエンプスさんは除菌スプレーを全身に吹き付け、ハンドサニタイザーを使った後、マスクを着用。ヘアカットの最中は、会話をしなかった。「いつもは2人でよくしゃべるから、今回は少し居心地が悪かった」とテイラーさん。グエンプスさんは「在宅勤務中のビデオ会議のために、身だしなみは大切」と話している。
美容関連の予約サイト、グロスジーニアスによると、ニューヨークで外出自粛令が出された後、店舗での予約は市内で80%減少した。しかし、自宅でのサービスは30%増だという。ただ、美容関連の職種は外出制限の対象外となる「エッセンシャル(不可欠な)業種」には含まれず、表向きは営業禁止。そこで、ミッドタウンのポール・ラブレキー・サロンは、髪を染める道具を通信販売することにした。価格は75ドル。根元のリタッチに最適と評判で、よく売れているという。同店の代表者の1人、ラブレキーさんは「髪のカラーリングは、深酒するよりも良い気分転換になるのでは」と話している。
RECOMMENDED
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
日本の生ドーナツ専門店「I’m donut?」がついにNY上陸、場所はタイムズスクエア オープン日はいつ?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
ティモシー・シャラメの「トラッシュコア」 目茶苦茶で個性的、若者を魅了
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体