米失業保険申請316万件 新型コロナ影響続く

 【ワシントン共同】米労働省が7日発表した2日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比67万7千件減の316万9千件となった。5週連続のマイナスだったが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑える外出制限や店舗の営業停止が引き続き影響している。
 失業保険申請件数は雇用の先行指標として知られ、申請件数はこの7週間で累計3300万件を超えた。給付を受け続けている失業保険受給者総数は4月25日までの週で、463万6千件増の2264万7千件となった。
 米給与計算サービス大手ADPが6日発表した4月の全米雇用報告では、民間の就業者数が2千万人超減った。

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