【ワシントン共同】新型コロナウイルスを巡り、米軍が無症状感染者からの集団感染に警戒を強めている。身体を鍛えている軍人らは発症しにくいと言われる一方、感染すると集団行動を通じて拡大しやすいなど軍隊特有の事情も。米メディアによると、再発懸念から感染歴のある人の入隊拒否も検討されている。
エスパー国防長官は4日、ワシントンのシンクタンクのイベントで「厄介なのは、症状が出ないままウイルスが広がっていくことだ。軍ではその割合が高い」と述べ懸念を示した。
原子力空母セオドア・ルーズベルトでは集団感染の発生から1カ月以上を経ても、新たな感染者が確認されている。
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