「彼らの名前を言おう」改革を発表 人種差別事件を巡り

 クオモ知事は5日、ジョージ・フロイドさんの暴行死事件や、これまでに起きた警察による人種差別的な事件を巡り、新たに提出された法案「Say Their Name(彼らの名前を言おう)」改革を発表した。
 同改革は、警察による暴行を阻止することが目的。警察の懲戒処分の記録を開示することや、背後から腕で相手の首をしめる「チョークホールド」を禁止すること、911への人種差別的な虚偽通報を「増悪犯罪」として取り締まること、さらに、警察による殺人事件において、司法長官を「独立検察官」として任命することが含まれる。知事は「警察への信頼を取り戻す必要がある」と強調し可決を後押しした。

クオモ知事はこれまでに米国の人種差別事件で死亡した人の名前を提示し同改革を説明した。クオモ知事の公式ツイッター(@NYGovCuomo)より

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