米政権、軍投入は「依然選択肢」 首都ワシントン近郊、一部は撤収 

 【ワシントン共同】ギドリー米大統領副報道官は4日、黒人男性暴行死事件で激化するデモ対応を巡りエスパー国防長官が否定的な考えを示した米軍投入について「判断するのはトランプ大統領だ」と述べ、依然選択肢にあると強調した。ただ国防総省高官は、首都ワシントン近郊に派遣された軍部隊約1600人のうち一部の撤収を決めたと表明。千人超が引き続き待機するとみられる。
 全米で拡大するデモへの対応で、強硬姿勢を示すトランプ氏と国防総省の温度差が表面化している。
 ギドリー氏は保守系FOXニュースで、デモを「全米各地で違法行為を警察が摘発できていない状況が見られる」と指摘した。

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