米大統領、奴隷解放日の集会回避 日程に批判、歴史的事件の地

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、11月の大統領選に向けて南部オクラホマ州タルサで開く選挙集会の日程を今月19日から20日に変更すると発表した。タルサは歴史的な黒人虐殺事件が起きた地で、19日は奴隷解放記念日に当たることから批判が出ていた。
 トランプ氏はツイッターに「黒人の友人や支持者から日程を変えてはどうかと提案があった」と投稿、記念日の持つ意味を尊重し変更を決めたと説明した。
 白人警官による黒人男性暴行死事件への抗議デモは全米で続いており、トランプ氏が19日にタルサで集会を開けば、人種間の対立をあおりかねないとの懸念が高まっていた。

Gage Skidmore (www.flickr.com/photos/gageskidmore/32984155372)

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