違法花火の苦情4000%増加 今年は「異常」との声も

 ニューヨーク市ではこのところ、違法で打ち上げられた花火に関する通報が急増している。ゴッサミストが15日、報じた。
 市当局によると、行政総合窓口311には6月初旬から2週間で849件の苦情が寄せられている。昨年同時期の21件と比べて約4000%増加している。
 市内では花火の使用は違法とされているが、毎夏路上で花火を打ち上げる人が後を絶たない。しかし、今年の路上花火の多さは「異常」との声も多い。
 ブルックリン区在住のフィービー・ストレブロウさんは、今年の花火は「よりうるさく、長くて何かがおかしい」と疑問視。「花火の規模はマイナーリーグの球場並みだ」と話す。他にも「最近の抗議活動に関連している」「外出制限のストレスを発散しているのでは?」と推測する声も上がっている。

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