米FRB議長、上院で議会証言へ 経済停滞の長期化懸念

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は16日、議会上院の銀行住宅都市委員会で証言。新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けた米経済の停滞が長期化することを懸念し、政策を総動員して雇用の最大化や物価安定を果たす意向だ。
 FRBは3月以降、ゼロ金利政策や量的緩和策の再開などを相次いで実施してきた。今月15日には、危機対応策の一環として創設した最大6千億ドル(約64兆4千億円)規模の中小・中堅企業向け融資制度の受け付けを開始。個別企業の社債購入も始めると発表した。

パウエル議長 (Federalreserve / www.flickr.com/photos/ federalreserve/498 34078518/)

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