米ロシア、22日に軍備管理協議 ウィーン、中国は不参加

 【モスクワ共同】米国とロシアは22日にウィーンで軍備管理と戦略的安定に関する高官協議を開く。ロシア側によると、ロシアからはリャプコフ外務次官、米国からは軍備管理担当のビリングスリー大統領特使が出席。米国が招待していた中国は出席せず、米ロの二国間協議となる。
 ロシア側は来年2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)の延長を最重要視しているが、トランプ米政権が中国の参加と結びつけているため、展望は見えない。
 米国は新STARTだけでなく今後の軍備管理体制に中国を引き込みたい考え。ロシアは中国に強制はできないとして、歩み寄る姿勢を見せていない。

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