米、一部の就労ビザを年内停止 コロナ受け雇用確保

 【ワシントン共同】トランプ米政権は22日、一部の就労ビザ発給を年内は停止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う失業者の急増を受けた米国民の雇用確保策の一環。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。
 政府高官は22日の電話会見で、こうした措置によって米国民のために約52万5千人の雇用を確保できると説明した。労働許可を得るための難民申請を規制する狙いもあると強調し、トランプ氏が看板政策として掲げる厳しい移民対策への取り組みをアピールした。

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