RELATED POST
この秋にキャンパスを再開させる可能性がある米国内の大学が、新型コロナウイルスの感染予防対策を講じるために多額な費用をかけている。ウォール・ストリート・ジャーナルが24日、報じた。
フロリダ州のセントラルフロリダ大学は、学生や教職員全員に再利用可能マスクを配布する。総数10万枚。来訪者用に、使い捨てマスク25万枚も購入しており、費用は合計30万9000ドル(約3300万円)だ。1200カ所にハンドサニタイザー、600カ所に殺菌ワイプを配備する費用は49万1000ドル。さらに、50万ドル(約5400万円)で空調設備を新調した。学生の体温測定や殺菌作業のための器具や労働コスト約300万ドル(約3億円)も追加となる見込みだ。
カリフォルニア州のチャプマン大学では検査費用として165万ドル(約2億円)を予算に計上。図書館などに、体温測定装置を設置する予定だ。こうした追加費用で、5700万ドル(約61億円)の支出超過を予想。幹部職員の減給や新規雇用の中止などで資金不足を補う。
インディアナ州のパデュー大学ではコロナ対策として5000万ドル(約54億円)を予算に組み込んだ。16マイル分(約25キロメートル)のプレキシグラス防護シールドも購入。ミッチ・ダニエルズ学長は「感染防止に万全を期す」と話す。学生の防護用品や検査キット購入のための寄付金を募集。これまでに800人から21万4000ドル(約3000万円)が寄せられた。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








