マリナーズ平野投手がコロナ感染 大リーグ日本選手で初めて

 【シアトル共同】米大リーグ、マリナーズの平野佳寿投手(36)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示していたことが14日、分かった。本人が共同通信の取材に明らかにした。大リーグの日本選手が感染したのは初めて。チームは同日、平野投手を負傷者リストに入れた。
 平野投手は6月25日に陽性が判明した。一時は39度の高熱があったが回復し、7月6日の検査では陰性と診断された。大リーグでは2度の陰性後にチームに合流できる決まりがあり、現在はアリゾナ州の自宅で2度目の検査結果を待っているという。「僕が動くことで周りの人にうつす可能性を考えると何もできなかった」と話した。

マリナーズの平野佳寿投手 (共同)

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