米の感染死者15万人超す 南・西部の流行で再拡大

 【ニューヨーク共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者が29日、15万人を超えた。感染者は約440万人で、いずれも世界最多。5月以降は減少傾向だった1日当たりの死者数は、南部や西部での流行に伴って7月上旬から再び増加に転じており、収束には程遠い状況だ。
 州別の死者数の累計は、早い段階で感染が広がった東部ニューヨーク州が約3万2千人と最多で、東部ニュージャージー州が続く。米メディアによると、最近のホットスポット(一大感染地)の南部フロリダ州やカリフォルニア州では29日、1日当たりの死者数が過去最多を記録した。

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