フォードCEO退任 株価低迷、引責か

 【ニューヨーク共同】米自動車大手フォード・モーターは4日、ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)=(65)=が退任し、後任にジム・ファーリー最高執行責任者(COO)=(58)=が就くトップ人事を発表した。10月1日付。株価低迷が続いており、事実上の引責辞任とみられる。
 ハケット氏は2017年5月にCEOに就任。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)と提携するなど、電気自動車(EV)や自動運転技術といった新分野の開発強化に力を入れた。ただ市場では、不採算市場からの撤退や工場閉鎖を進めたゼネラル・モーターズ(GM)と比べて合理化の遅れが指摘されていた。

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