米マクドナルド、前CEOを提訴 社員と性的関係、調査欺く

 【ニューヨーク共同】米マクドナルドは10日、前最高経営責任者(CEO)のスティーブ・イースターブルック氏が複数の社員と性的関係を持ち、社内調査にうそをついていたとして、退職金の返還などを求める訴訟を米裁判所に起こした。
 米メディアによると、イースターブルック氏は退任した際、4200万ドル(約44億5千万円)近くに相当する手当を受け取ったとされる。
 訴状によると、イースターブルック氏は昨年、社員との不適切な関係を理由に退任したが、社内調査では性的な関係を否定。しかし、再調査の結果、イースターブルック氏が3人の社員と性的な関係を持っていたことが判明した。

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