バイデン氏、黒人軽視で再び批判 5月に続き、失言癖に懸念

 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補に確定したバイデン前副大統領(77)が「黒人を軽視する」(米メディア)ような失言をして批判されている。5月にも同種の発言で釈明に追い込まれたばかり。共和党のトランプ大統領(74)にとって格好の攻撃材料となり、失言癖への懸念が改めて浮上している。
 「黒人社会と違い、ヒスパニック(中南米系)社会は信じられないほど多種多様だ」。バイデン氏は6日、公共ラジオ(NPR)の中南米系記者とのインタビューでこう述べた。
 ヒスパニックの投票動向に関する話だが、黒人を比較に持ち出したことで「黒人票を得て当然と考えている」と反発を招いた。

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