グーグル、豪政府方針に反発 記事使用料の支払いに拒否姿勢

 【シドニー共同】米IT大手グーグルのオーストラリア法人は17日、新聞など報道機関のニュースをインターネット上で表示した際に記事使用料の支払いを求める豪政府の方針を、拒否する姿勢を示した。「公開書簡」を公表し「利用者の個人情報を報道機関に引き渡し、オーストラリアでの無料サービスを脅かすことになる」と反発した。
 グーグルやフェイスブック(FB)などIT大手に記事使用料の支払いを求める動きは近年各国で強まっている。
 豪政府は4月、グーグルやFBにニュース使用料の支払いを義務付ける方針を表明したが、FBは6月に支払いを拒否。グーグルも豪政府の政策を非難した。

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