【ニューヨーク共同】ニューヨーク市警は18日、新型コロナウイルスの感染拡大でアジア系住民への憎悪犯罪(ヘイトクライム)が増加していることを受け、専門の捜査チームを発足させたと発表した。
地元テレビ「NY1」によると、捜査チームは計25人のアジア系米国人の警察官で構成。インターネット上の情報などを手掛かりに、捜査を展開する。
ニューヨーク市では今年3月半ばから8月半ばにかけ、計21件のアジア系住民への憎悪犯罪を摘発、うち17件は容疑者の逮捕に結び付いた。昨年は1月から8月までアジア系への憎悪犯罪は3件だった。
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