米ファンド、ソニー株を売却 「物言う株主」サード・ポイント

 【ニューヨーク共同】「物言う株主」として知られる米大手ファンドのサード・ポイントが保有していたソニー株を大量に売却していたことが、18日までに米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で分かった。全て売却した可能性もある。
 開示資料によると、3月末時点では、ソニーの株式を67万5千株保有していたが、6月末時点では記載がなくなっていた。SECのルールでは、1万株を下回る保有株は記載を省略できる。
 サード・ポイントによるソニー株取得は昨年4月、明らかになった。ソニーに対し、半導体事業を分離し、上場させるよう要求したが、ソニーは昨年9月、要求拒否を発表した。

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