トランプ氏元最側近を逮捕 バノン容疑者、壁建設巡り

 【ワシントン共同】米ニューヨークの連邦地検は20日、メキシコ国境地帯の「国境の壁」建設のため民間から募った巨額の資金をだまし取ったとして、詐欺やマネーロンダリングを共謀した疑いで、トランプ大統領の最側近だった元首席戦略官スティーブン・バノン容疑者ら民間団体の幹部4人を逮捕した。
 前回大統領選での選挙戦略を担ったバノン容疑者が、政権の実績として訴える国境の壁建設に絡み逮捕されたことで、11月の米大統領選で再選を狙うトランプ氏にとって打撃になりそうだ。
 バノン氏は、16年8月に選対トップとしてトランプ氏の陣営に加わり、政権入り。排外主義的な政策を主導した。

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