米加州、山火事で12万人避難 4000平方キロ超焼失

 【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州で山火事が拡大している。米メディアによると、避難対象の住民は11万9千人超に上り、7月以降の焼失面積の合計は22日までに4千平方キロを超えた。同州サンフランシスコ北方のナパ郡などで続く火災は個別の山火事としては同州で過去2番目の規模となった。
 ニューソム知事は22日、州の要請に基づきトランプ大統領による大規模災害宣言の承認を受けたと発表した。
 山火事の多くは落雷が原因とみられ、強風や熱波による乾燥の影響で火勢は増している。23日以降も降雨をほとんど伴わない雷の発生が予想されており、消防当局は警戒を強めている。

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