RELATED POST
9月の学校再開予定を巡り、学校も家庭もてんやわんやの大騒ぎの渦中にある。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日、報じた。
ブロンクス区の名門、アメリカンスタディーズ・アット・リーマンカレッジ高校で学校のスケジュール管理を担当するのはジョナサン・ハラビーさん。現在、400人の生徒のうち、25%が完全遠隔授業を選好しているが、増える可能性があると予想する。26人の教員のうち、何人が戻ってくるかは未だ明らかになっていないという。その中で、市の校長組合は対面授業の開始を9月末まで延期するよう要請しており、教員組合も、建物が換気や社会的距離など、組合の求める安全基準に達しない場合、ストライキも辞さない構えだ。「何が起こるか分からない。全てが暫定的でとても不安だ」とため息をつく。
生徒には、週1〜3日通学するハイブリッドまたは完全遠隔授業の選択肢がある。しかし、多くの生徒のスケジュールは未定だ。保護者にもしわ寄せがいく。7年生と9年生の娘を持つブルックリン区在住アヤナ・べヒンさんは「誰がいつ学校へ行くのか、先生や同級生が誰なのか分からない」と頭を抱える。いつもならすでに買い揃えてある文房具の用意もできず、職場にも「家庭の事情は流動的」と通知した。
ビル・デブラシオ市長は19日、「危機的状況下にある」と表明。「完璧には行かないだろう」とすでに白旗を掲げている。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








