バイデン氏、徹底捜査要求 黒人銃撃受け声明

 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補バイデン前副大統領は24日、中西部ウィスコンシン州ケノーシャで警官が黒人男性を背後から銃撃した事案について「直ちに完全で透明性のある捜査を行い、警官らの責任を追及すべきだ」と徹底捜査を求める声明を発表した。
 バイデン氏は前夜の銃撃について「米国は再び、黒人が過剰な実力行使の犠牲となったことへの怒りと悲しみとともに目覚めることとなった」と指摘。黒人にとっては法の下の平等が実行されてこなかったとして「われわれは転換点を迎えている。組織だった人種差別を撤廃しなくてはならない」と訴えた。

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