【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは8日、中型機「787」で製造上の問題が見つかり、引き渡しが遅れる見通しだと明らかにした。米メディアによると、ボーイングは米連邦航空局(FAA)に通知。安全に関する緊急の問題ではないとしている。
ボーイングによると、機体後部の結合部と、水平尾翼に問題が見つかった。引き渡し前の完成機を検査し、規格に適合していることを確認するのに時間がかかるという。
米メディアによると、ボーイングは8月に787の製造上の問題を理由に、8機を修理のため運航停止とするよう航空各社に要請。航空会社には全日本空輸などが含まれるという。
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