米映画、ボイコットの動き広がる 中国新疆当局への謝意表明で

 【ニューヨーク共同】米国でこのほど公開されたウォルト・ディズニーの実写映画「ムーラン」が、人権問題を抱える中国新疆ウイグル自治区当局への謝意をエンドロールで表明し、映画のボイコットを呼び掛ける動きがソーシャルメディアなどで広がっている。
 米共和党の有力者コットン上院議員は「ディズニーは金のためなら何でもするのか」とツイッターで批判。香港の民主化デモ「雨傘運動」のリーダーだった黄之鋒氏もボイコットを呼び掛けた。
 映画のエンドロールには自治区の宣伝部門や、トルファン市公安局など撮影現場となった地元政府機関の名前が並ぶ。

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