日本人CA150人、失職の危機 米ユナイテッド、成田勤務

 成田空港で働く米航空大手「ユナイテッド航空」の日本人客室乗務員(CA)に大量失職の恐れがあることが14日、労働組合への取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化で、成田のCA拠点が閉鎖する見通しとなったためで、対象は約150人に上る。
 航空業界を巡っては、各国で出入国が制限され、大幅な減便が続いている。海外では業績低迷の長期化を見越しリストラを進める航空会社も出てきており、従業員には雇用不安が広がっている。
 成田にはCA約350人が所属し、うち日本人は約180人。(共同)

成田空港に駐機するユナイテッド航空の機体=9日

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