【ニューヨーク共同】電気自動車(EV)の米新興企業ニコラが技術を誇張してきた疑いが浮上し、創業者で会長のトレバー・ミルトン氏が20日辞任した。米メディアによると、米司法省と米証券取引委員会が調査に乗り出していた。
ニコラはピックアップトラック型のEVや燃料電池車(FCV)を手掛ける。販売実績はないが、EVで躍進する米テスラの競合と評され株価が急騰していた。ミルトン氏は取締役も辞任。後任の会長には米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)元副会長で社外取締役のスティーブン・ガースキー氏が就いた。
疑惑はニコラがGMと戦略的提携を結んだ直後の10日に浮上した。
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