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新型コロナウイルスの後遺症に悩むニューヨーカーが増えている。ゴッサミストが27日、報じた。
マンハッタン区ワシントンハイツに住むアディナ・ガーバーさん(41)は、コロナに感染して6ケ月。今は陰性だが、極度の倦怠感に襲われる。そのため、1度に働けるのは2時間が限度。「こんな生活が当たり前になってしまった」とこぼす。耳鳴りは消えたが、頭や胸の痛みも残る。ブルックリン区在住の匿名希望の女性(40)も3月に罹病した後、「バイタル(生命兆候)は正常なのに」息苦しさや発疹が続く。顔や腕が「4ケ月間四六時中」うずき、嚥下(えんげ)障害で40ポンド(約18キログラム)も痩せた。頭がもうろうとして、物事に集中できない、忘れやすいといった訴えもある。
新型コロナウイルスの長期的な影響はいまだ不明な点が多い。調査研究も緒に就いたばかりだ。そこで、SNSに支援や答えを求めようとする患者も多い。ビジネス向けチャット、スラック内のグループ、ボディ・ポリティックスには8200人、フェイスブックのCOVID – 19・ロング・ハウラー・ディスカッション・グループには7900人の会員がいる。マウントサイナイ病院を始め、市内の病院も「ポストコロナ」のケアを開始した。ただ、後遺症が健康保険や雇用主による所得補償保険の対象になるかは明らかではない。

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