NBC局の人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」が3日、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じ、第46シーズン初日の生放送を行なった。同番組のスタジオの観客に対する対策について、ニューヨーク州のクオモ政権からの懸念もあった。デモクラット&クロニクルが1日、報じた。
州保健局によると、同州では3月16日以来、チケットが必要なイベントが禁止され、適切なキャスティングと事前審査なしに、一般市民にチケットを提供することは禁止されている。
SNLは、観客をキャスティングする仲介業者の1iotaを介し、3日の生放送の観客を募集。ウェブサイトには、観客が州の新型コロナウイルスの予防措置の対象となるため、募集につき事前審査を行うと記載していた。マンハッタン区ロックフェラーセンターの8Hスタジオで行われた生放送では、バンデミック以前は約300人の観客が集まっていたが、クオモ政権がテレビ番組、映画、その他のメディア作品の観客を100人以下または会場の収容人数の25%のいずれか、人数の少ない方にするよう制限したため、観客を大幅に減らし行われた。またSNLによると、観客は当日、感染予防対策のため、ビル内でのマスク着用を徹底した他、スタジオに入る前にウイルス検査を実施するなど、事前審査を行なったという。
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