【ニューヨーク共同】米交流サイト大手フェイスブック(FB)は12日、ヘイトスピーチ対策の一環で、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の事実を否定する投稿を禁止すると発表した。ホロコースト関連の用語を検索すると、信頼できる情報を案内する。
FBは「世界的な反ユダヤ主義の高まりや、若者の無知に対応した」と説明。ユダヤ人団体からの批判もあり、表現の自由の尊重から、真実を伝える社会的責任を果たす方向へ踏み込む必要があると判断したもようだ。
米国の18〜39歳の約4分の1は、ホロコーストは作り話で、誇張されているなどと考えているという。