エイミー・クーパー被告、虚偽通報を2度していた セントラルパークで犬のリードの注意受け

 セントラルパークで5月24日、飼い犬をリードにつながず散歩させていたことを、黒人のクリスチャン・クーパーさんから指摘され「アフリカ系アメリカ人に脅かされている」と警察に虚偽通報し、起訴された白人のエイミー・クーパー被告(41)被告が事件当日、2度通報していたことが明らかとなった。ニューヨークタイムズが同日、報じた。

 マンハッタン刑事裁判所で14日で行われた初公判で、ジョアン・イルジ検察官は「被告は1度目の通報の後、クリスチャンさんが彼女に暴行しようとしたと2度目の通報をした」と述べた。同検察官は「被告は人種差別的に攻撃するために警察を使用した」と主張。今後、同被告に自身が行ったような虚偽通報がどのようなことを引き起こすかについて学ぶプログラムを受けさせる意向だという。

 6月中旬、ニューヨーク州議会では911への人種差別的な虚偽通報を「増悪犯罪」として取り締まる法律が可決されている。

クリスチャン・クーパーさんのフェイスブックに投稿された動画より

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