【マスキーゴン共同】トランプ米大統領は17日、中西部ミシガン州で開いた支持者集会で、新型コロナウイルス感染症で失速した米経済の回復に自信を示し、「来年は最も素晴らしい年の一つになる」と強調した。ただ経済政策で目新しい発言はなく、具体性に乏しい従来のスローガンが繰り返され、会場には停滞感も漂った。
新型コロナの直撃までは高成長が続く「最高の経済だった」と述べ、自身の経済政策の正当性を主張した。足元の景気は大型の財政出動などで持ち直しつつあり、今月下旬に発表される7〜9月期の実質国内総生産(GDP)は「良い数字が出るだろう」と語った。