ニューヨーク州は19日からスーパーマーケットや小売店などでプラスチック製レジ袋の使用を禁じる「レジ袋禁止法」が開始した。
この法律は廃棄物を削減し環境汚染を防止するため、2019年に成立。今年3月に開始する予定だったが、再利用可能なエコバッグなどが「ウイルスをまん延させる可能性がある」との指摘があったことや、中小企業協会が同法律は経済的損害を引き起こすとして訴訟を起こしたこともあり、施行が遅れていた。しかし8月、州最高裁判所が今月19日から開始すると発表。州環境保護局によると、州内で年間230億枚の使い捨てレジ袋が配布されているという。