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ニューヨーク州のクオモ知事は21日、ニューヨーク市のホットスポットに指定した都市封鎖(ロックダウン)を一部緩和すると発表した。新型コロナウイルスの陽性率低下がその理由だ。ニューヨークタイムズが同日、報じた。
クオモ知事は、コロナ対策に「マイクロクラスター戦略」を導入。ブロック単位で陽性率が10日連続して3%を下回れば、学校の閉校や商店の閉鎖を含む最も厳しい「レッドゾーン」の規制を免れるとした。その結果、ブルックリン区ボローパークは依然レッドゾーンだが、その周辺ブロックはオレンジゾーンに格下げとなり、早ければ26日から、感染検査を義務付けることを条件に学校を再開できるようになった。
クイーンズ区キューガーデン、フォレストヒルズも最も緩やかな規制のイエローゾーンに下がった。教員が構成する組合組織、ニューヨーク市教員連盟(UFT)のマイケル・マルグルー会長も「感染率が上がったら、生徒や教員をリモートにするなどの措置を取る。改善すれば、開校すればよい」と話している。
ただし、クイーンズ区オゾンパークのように、規制リストに加えられたブロックもある。秋になり、屋外や学校で人が集まることが多くなることから「今後、陽性率は上昇すると考える」と知事は警告している。
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