【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は21日、米クイビー・ホールディングスが4月に開始した定額動画配信サービスを停止すると報じた。スマートフォン向けの動画は1本当たり5〜10分で、通勤中といった隙間時間の利用を想定していたが、人気が低迷していた。
創業者のカッツェンバーグ会長は元米ウォルト・ディズニー幹部で、アニメスタジオ「ドリームワークス・アニメーションSKG」の共同創業者。ハリウッド界の大物が動画配信を手掛けたことで注目されていた。
クイビーは、ドラマやニュース、ドキュメンタリーをそろえ、独自作品に力を入れていた。