マンハッタン区34丁目にある百貨店大手メーシーズは、サンタクロースが登場し子どもたちに挨拶をする恒例のイベントを、新型コロナウイルスの影響により中止すると発表した。開催中止は160年間で初めての出来事だという。各メディアが22日、報じた。
メーシーズによると、同店には毎年約25万人がサンタクロースに会いに訪れていた。しかし今年は新型コロナウイルスの感染対策のため、「安全にイベントを実施するのは不可能」と判断し中止を決定した。代わりにサンタクロースと一緒に記念撮影などができる交流イベントをオンラインで実施するという。メーシーズは9月、感謝祭の祝日に開催する恒例のパレードを中止し、事前収録したものを放送すると発表。サンタクロースもこのオンラインパレードに出演するという。