非営利団体トランスポーテーション・オルタナティブスの調査によると、ニューヨーク市で起きた交通事故により、今年に入り200人が死亡。2014年以来最も多いことが分かった。
同団体によると、信号や道路改善など、交通事故を撲滅するためにデブラシオ市長が2014年に開始した運動「ビジョンゼロ」の予算を、今年初めに削減したことや、コロナ禍に交通量が減少し、速度を上げて運転する人が増えたこと、自転車の利用者が増えたことが原因と考えられる。
また交通死亡事故は例年、夏時間が終わり日が短くなると増加する傾向がある。今年12月までに死亡者が243人に上ると同団体は予想している。