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ニューヨーク州オールバニ郊外を本拠として自己啓発団体を自称するマーケティング会社で、女性会員を性奴隷として扱う秘密結社「NXIVM(ネクセウム)」の創始者で、性的目的の人身売買などの罪で有罪となったキース・ラニエール被告(60)に対する量刑が同日、ブルックリン区連邦地裁で言い渡される。ニューヨークタイムズが27日、報じた。
公判では、全裸の女性がテーブルに寝かされ、「マスター、焼印をお願いします」とつぶやき、焼灼ペンで焼印が刻まれる様子を収めたビデオが公開された。さらに、複数の女性メンバーが「奴隷」として扱われたと証言。「食事を取るのに許可を得なければならなかった」「同被告と性的関係を持つよう仕向けられた」などとセックスカルトの実態を語った。検察側は「脅迫」と主張。昨年夏、陪審員から有罪評決を受けている。
量刑に関して、検察側は「責任を取ろうとせず、被害者を軽蔑している。これ以上、被害者を出さないよう、無期限で勾留することが必要」とし、通常殺人などに適用される「終身刑」を求めている。これに対しラニエール被告の弁護士は「銃で撃たれたり、殴られたり、罵声を浴びせられることすらなかった」と反論。最長15年の禁固刑が妥当だと主張している。今日でも同被告の支持者は少なくない。複数が「冤罪だ」「大人が同意の上だ」などとアピールし、寛大な判断を求める書簡を裁判所に提出している。

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